✦ 昆虫&爬虫ブログ ✦

夏は昆虫(主にトンボ)の観察や採集&飼育状況、冬は基本冬眠〜たまに何かを不定期にupします。

飼育個体の経過〜写真 (トンボ、カマキリ)

※ 当ブログの全ての無断転載を禁止します ※
こちらの記事への
ご訪問ありがとうございます。





おはようございます🌄



最近…一時的に春の陽気になったせいか
11月だというのにクロスジギンヤンマらしき
くびれた腹のシルエットのヤンマを
高い位置で飛翔する姿が見られました。


その時は、ただの休憩時間だったので
深く追えませんでしたが、あれは…
追いたかったですね(笑)



しかしクロギンが、こんな時期に
羽化してしまっては来年の5月に入って
見られるか怪しくなってきました。


クロギン、来年も…しっかり見たいところです!




さてさて…ではまた飼育トンボ、カマキリの
写真をupしますね(≧∀≦)





雑種ギン雄の老熟(昨日)↓


8日現在も、しっかり元気です。


ただ流石に超おじいちゃんなので
そろそろだと思いますが💦



ちなみに↓


採集から、しばらく太陽光に
当てていたので、やはり当てていない
個体よりも…複眼の褪せ含め
本来の姿に近い再現性で遅延できてますね。


まぁとは言え、完全な野生色の
再現は…できてないんですがね(笑)



前に記事で言っていた違和感の一部↓


多少の個体老熟ズレはありますが…
本来のギンヤンマなら光不足による
褪せ広がり時、腹が褪せる時は
赤茶色になって模様が消失していきますが
やっぱり今回の子は全然違ってますね。


まず、赤茶色ではなく…ピンクっぽい白で
腹の基色は黒で…この雑種君は
羽化直後から基色が黒かったのかな?
やっぱり何度見ても不思議です。


脚は採集当時は 少し茶色部分がありましたが
それも飼育していく過程で……
今では、ほぼ黒になっているに…
脚もUVの影響を受けているのが分かります。


しかし、脚は当時から十分黒かったので
雑種判定としては個人的に揺るんでませんが!




2種の翅幅比較等↓


これは今年採集したクロギンと
雑種ギンヤンマを並べた物です。


この比較で、雑種比較は関係ないので
見ていただきたいのはギンヤンマと
クロスジギンヤンマの翅幅の違い等ですね。



ギンとクロギンでは…
前翅を含む 後翅の横幅と縦幅が若干異なります。


ギンヤンマの方が幅広く、クロギンの方は
幅狭く、クロギンは…より狭い場所を
飛ぶのに適しています。


逆にギンは幅広なので、風に乗って…
より遠くに行くのに適しています。


こうして見ると両者、しっかりと
役割が違うのが分かると思います。


まぁ…何が言いたいのか?ですが……
ギンヤンマもクロギンも一緒一緒!
水さえあれば寄ってくるさ!…なんて
甘い考えでは消えてしまうって事です。


伝わるか分かりませんが…
環境保護への危機感を…
ギンヤンマで例えてみたって感じですね。




住む環境が、それぞれ異なるのが生物。


それを安定できるか消し去るかは
人間次第ですから、しっかりと
彼等の事も考えて生きていける様に
ならなきゃいけないですね〜(^_^;)



我々人間は、虫や鳥等に沢山救われている
事にも、しっかりと目を向けつつ
人間の常識の範囲内で…これからも
採集等を楽しみ、命への感謝や
当たり前に見られる事への感謝の
気持ちを、大切にしていきたいです。




さて…………
今年は雑種率高めと思われる個体に
沢山出会いましたが、来年は今年の子孫から
どうなるか?気になるところです。


来年こそは、再び完璧なスジボソとの
再会を達成したいですねぇ✨✨





シオカラ老熟雌 (同色型) 昨日↓

サムネ


こちらも大分老けてますよ(笑)


こっちも こっちで寿命までは…
そろそろかな〜って感じです。



しかしまぁ…シオカラの場合は
UVなくても粉は吹くわ…複眼色も
一度野外で本来の複眼色になれば
殆ど褪せが出ないのが、またギンヤンマとは
違った特徴で不思議ですねぇ?


雌は本当なら、こんなに粉を吹かないのが
普通なんですけど、飼育すると
絶対に同色型かの様な吹き方しますね。


野生では雌が、ここまで吹く子は
数回しか出会ってないので
シオカラの場合は…逆に室内飼育による
影響が、何か出ている…のでしょうか。


老熟雌にも沢山遭遇してきてますけど
やっぱり、飼育の子の様な真っ白な子は
ほぼほぼ見かけないので…
謎だらけですね〜(;´∀`)



単に超老熟時の…ってだけじゃなさそうですし。




飼育スタート時からの比較↓


こ〜見ると、めちゃ変わりましたね。


若い頃からだと……
どんだけ粉吹いたのかが一目瞭然です(笑)


複眼も雄同色の様に青みが出てますし…
たまたま運良く自分が出会うシオカラが
同色型なだけなのか?それとも……
単に老熟にかけての経過として
絶対そうなるのか?謎は増えますね(^_^;)


ちなみにシオカラは羽化からだと
UV飼育しない場合、複眼が野生の様に
発色しないので、あの様に綺麗な目になるには
最低限、野生時 既に発色している子からか…
自分で発色させるかの2択です。



来年は……
もうちょっと、シオカラトンボの
謎を追うのも…いいかもしれないですね。



それこそシオカラでコレなら
オオシオカラトンボも気になりますし……
まぁ…まずは若い子を採集しなきゃ
始まらないですけどね(;^ω^)




余裕があれば…シオカラも徹底追求?ですね!!




ハラビロカマキリ雌↓


コチラは現在も複眼擦れなし。
食欲も旺盛で異常はなし!



カマキリは、雌が元気一杯で
雄は弱ってきました(;・∀・)




ハラビロカマキリ雌(不全ちゃん)↓


いやぁ〜コチラは複眼が擦れました💦
どうやら産卵したくて動き回った様です。


その後、しっかり産みましたが
無精卵なので孵化はしないですね恐らく。


複眼の傷は寿命に影響するので
何処まで持ってくれるかな〜ですよ。


まだ今のところは元気なんで……
そのまま年越ししてほしいところです✨



ハラビロカマキリ雄↓


雄は成虫採集雌と同じ、複眼擦れなしで
脚の力が弱い以外は、まだ異常なしです。


明らかに弱ってきてますが
餌も、しっかり食べれる余裕はあります。



まだ後少しは持ってくれると嬉しいですが!






これからは退屈な冬の到来なので
また昆虫フィギュア集めとか…
それらで、気を紛らわせて春の楽しみまで
持ちこたえていきます(笑)










こちらの記事を……最後まで
見ていただきありがとうございました🐝🐞

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