カマキリ探しと目標種タイワンウチワヤンマ
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こんにちは〜。
まだまだ暑さは続きそうで…キツイですね(笑)
さて、今回はカマキリの成虫が
出現する時期でもあり、しばらく天候も
悪化しそうなので…8月6日に
いつもの場所へ、カマキリ採集に行きました。
そこで、毎年探しているトンボである
タイワンウチワヤンマを、この日も探しました。
ですが…まずは…カマキリ探しから…(;・∀・)
環境と虫達↓
抜け殻はウチワヤンマ
バッタはショウリョウ雌です。
イトトンボはアオモンかと思ったら
胸や腹が少し違うな〜と?似てるのが
ムスジの若い雄個体っぽいですが……
分からんなぁ…ムスジなら初確認ですが。
この場所は…近場の河川敷です。
緑は、そこそこありますが虫の種類は
限られていて…想像以上に居ません(^_^;)
オオカマキリ雄↓
あ〜やっぱ良いねぇオオカマキリ(*‘ω‘ *)
この雄は9cmです、普通ですね。
ガチ探しすれば10cm雄、見つかるでしょう。
しかし今回はオオカマは選びませんので
リリースしました。
目標はハラビロカマキリですよ~。
めっっちゃ高所に割と居た↓
あれ、意外と居るな〜。
かなり距離が離れてるので不鮮明ですが💦
幼虫は成虫より擬態出来ていて
更に分かりにく過ぎますね(笑)
オオカマキリと違い、ハラビロは
木の上や葉の裏に居る事が殆どで
採集難易度は、まぁまぁ高いですよ。
オオカマやチョウセンは適当に
茂みを見るだけでも割と居ますからね(^_^;)
相変わらず茶色には出会えず……
過去に採集出来た茶色ハラビロは
本当にラッキーだったな〜💦
また会いたいなぁ(´・ω・`)
そしてまだ……
ムネアカに占拠されてないのは素晴らしい!
ムネアカ見たさも、あるけどね(;´Д`)
網を伸ばして採集↓
終齢羽化直前雌と成虫雌が採集出来ました。
今回は、また幼虫リベンジをしたいので
ハラビロカマキリの終齢ちゃんを迎えます。
成虫雌は撮影後にリリースしました。
ちなみに…外撮影は、してませんが
雄ハラビロも、今回お迎えしました。
ハラビロ雄は、ブログでは初飼育ですね✨
ハラビロカマキリ成虫雄 (自宅撮影)↓
改めて終齢羽化直前雌 (自宅撮影)↓
雌写真の二枚目、腹に糞付けてますね(笑)
ハラビロ幼虫、めっちゃ可愛いですなぁ。
羽化に成功するかどうかは
この子次第ですが…成功を祈りますし
ハリガネムシが居ない事も祈ります💦
さてさて……
続いてタイワンウチワヤンマです…
まさかね…出会えるとは思わなかったですよ。
タイワンウチワヤンマ成熟雄↓
今日もウチワヤンマが飛んでるな〜と……
のんきに見てまして…目の前を横切った時に
ん?何か黒っぽいぞ!…もしや!?
そう思い、次に目の前に来た瞬間に
しっかりネットイン!
確認してビックリ、タイワンやん!
タイワンウチワヤンマは19年?20年?に
チラホラ見られたんですが、警戒心が強く
接近すら許してもらえなかったので
撮影も出来ませんでした。
タイワンは四国南部、九州、南西諸島のみに
居るトンボだったんですが温暖化?で
どんどん北上しているトンボです。
しかし埼玉県では…
稀に見る程度だったんですが…
今年は採集した子以外に、雌の産卵や
他のタイワンウチワヤンマが池を占拠していて
もともと居るウチワヤンマの数が減ってます。
大きさはウチワヤンマより少し小さい
タイワンウチワヤンマですが、強さは
ウチワよりある様で、縄張り争いでは
ほぼ、タイワンに負けていました。
今回、タイワンウチワヤンマを
採集&撮影出来た事は嬉しいですが
ウチワヤンマが消え去る危機になっていて
温暖化、更に危機感を感じます。
年々暖かくなるのが早まって
段々と熱帯地域になっていっているので
このままでは本当にヤバいですね💦
一応…ウチワヤンマ成熟雄↓
少ないながらもウチワヤンマは
何とか、まだ居てくれてます。
6月頃?は、沢山居たのを見るに
7月の何処かで西からタイワンが
飛来してきたのが濃厚ですね。
産卵が確認出来たので
来年からはタイワンに変わるかもです。
そうなると、ウチワヤンマは
見られなくなってしまう可能性大になります💦
毎年普通に居てくれるウチワヤンマ……
見られなくなるのはキツいので
タイワンウチワヤンマは本来居るべき場所へ
しっかり戻ってほしいのが本音ですね。
しかし採集した事は雑種採集並に嬉しいので
今回のタイワンも記念に お迎えしました。
タイワンちゃん…
左後脚が切れて怪我してますが…
しっかり軌道に乗せたいですね。
今回も室内飼育するので
色褪せは早く深くするでしょう。
元気に長生きしてくれればOKです✨
しっかし…タイワンウチワヤンマ………
たまに飛来する程度なら良いんですが
沢山来て定着されるとなれば…
話は変わってきますねぇ(;^ω^)
ウチワ、タイワンの比較↓
タイワンウチワヤンマは
ウチワヤンマより細みで小柄です。
そして何より、全体的にウチワよりも
黒っぽく、団扇部分もウチワより
発達していないのが特徴です。
飛び方もウチワヤンマは
池の中側を飛びがちな特性に対して
タイワンは池の淵?を低く素早く飛び
ちょっとクロスジギンヤンマに似た
飛び方を見せてくれます。
まぁ…タイワンとノーマルは
近くを横切れば直ぐ分かるくらいには
違う色で見えるので、それで判断出来ますが…。
自宅撮影 (餌を与えた後)↓
悔しいですが……
ノーマルよりカッコイイです。
なんだろう…このカッコよさは…✨✨
ウチワ系は、やっぱり食べるのが不器用で
癖の強い餌やりになりますが…
前に飼育したノーマルウチワよりは
警戒心が無くて、直ぐにちゃんと
食べるモードに入ってくれました(笑)
トンボにも性格があるの、面白いですね。
ハラビロカマキリ雌は羽化に成功させたいし
ウチワヤンマは、安定させたい……
頑張るぞ…!
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