✦ むし ぶろぐ ✦

冬は多忙につき...基本は野外活動を、お休みしております。

やり方を変えたら、変化した? (トンボの体色変化)

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こちらの記事へ、ご訪問ありがとうございます。




皆様、こんばんは🌕



今回も...卵→ヤゴ→成虫と、1から飼育中の
ギンヤンマ雌の体色に...
また変化があったので、記事にしました。




ギンヤンマ成熟雌⬇


実は、この撮影の少し前に
ノシメトンボ、ハラビロカマキリが
寿命を迎えまして、飼育トンボ自体も...
このギンヤンマだけになってしまいました。


なので、今年のレイアウトである...
6匹飼育可能なネットケージの環境から
3匹まで、つまり干物用ネットを1つだけ
ぶら下げる形に、また戻しました。


で...そうなると、今までの6匹体制時より
植物育成用ライトやUVAライトが
より近く、しっかり当たる様になるんです。



現在の飼育状態がコチラ⬇


朝8時頃に全ライト点灯し...
夜は21時にライトを消灯します。


秋に入ってからは、UVライトのみ...
夜間に、更に3時間程の点灯をしています。


それと、アルミホイルで、照り返し?を作り
より効率良く波長を浴びられる様にもしました。



で、この3匹体制へのレイアウト変更は
昨日変更したばかりなんですけど....




一昨日まで、明らかに青みが濃いままだった
顎背面、額部分の色が1日で水色化しました。


この部分、本来なら羽化からの経過を考えても
とっくに水色にならなきゃいけない部分なのですが
今まで、ず〜っと対した変化が無かったのに
ライトの当て方を変えたら...発色しました(^_^;)


腹部の模様も、なんか更にクッキリして来た?
それか...気のせいかな?


もう少しで羽化から30日....
額の水色は、本来の日数通りの発色になったので
ここから更に、どの様にポジティブな変化が
見られてくるのか?楽しみです。


塗り期が大分過ぎてるけれど...出来れば
胸の緑色も、少しは復活してくれないかな(笑)


まぁ流石に、それは無理かな(;^ω^)



30日経過以降は老熟へ突入するので
老熟後の体色変化も気になりますね(^^♪




ちなみに、過去の実験個体(雌)⬇


こちらは2022年にベランダで...
自然の力を借りて行った実験結果です。


自分の家のベランダは陽当りが悪く
朝の時間帯に2時間弱位しか当たりません。


なので、野生とは違う発色不足に終わりました。



で、今年から開始しているライト下での...
実験の方が、明らかに全体的な発色は
良い様な気がしています。


胸の発色は...
ベランダでの方が良さそうなんですが
腹部の模様部分とか、明らかにライト下の方が
発色して野生に近いです。



しかし何れも、ベランダは日陰ばかりなので
太陽光からの波長不足と、ライト下では...
単に点灯のパワーが足りないのか
体色を変化させる為の波長不足なのか...
野生個体の様なハッキリした発色とはならず💦



野生の若い雌は、この体色⬇


見たら直ぐに分かりますね。
野生は、やはりハッキリと綺麗な発色です。


この子は体色的に羽化から20〜30日の個体なので
現在、自宅の子が.....
この体色になってないとダメなんですよ(笑)


太陽光の凄さが分かりますよね(;´∀`)



こちらは室内通常飼育の場合 (雄)⬇


こちらも2022年に卵から飼育した子です。


室内飼育かつ、波長を与えない飼育だと
羽化から飼育してもしなくても...
この様に体色が、割と素早く色褪せます。


色褪せまでの期間は経験上、大体20日です。


この状態の画像を見た後だと...ライトでも
かなり頑張ってくれてるのが分かりますよね。


後少し届かないってだけなので...
どうにかしたいですねぇ?



一応、今のUVAは10wでチップが20個?の物を
利用中なんですが、新しく25wで...
チップ数が70超えの物を注文したので
来年からは、それで実験予定です。



で、来年の飼育体制なんですけど...
どうしようか迷っています。


今の様に最大数を3匹だけにして
より効率良く波長を当てるか...それとも
今まで通り、6匹飼育体制にして
沢山飼育出来る様にし、最低限で..
波長を当てるか...ど〜しよ〜か?となってます。



まぁ...考えてみれば一度に6匹って
結構、乱獲みたいな気もしなくはないので
かなり悩みどころですね(; ・`д・´)



3匹に戻すメリットは、やはり波長が
トンボ全体に理想の当たり方をするので
結果が、より反映されやすい事ですかね。


デメリットは、やはり数が少ないので
もし卵を採集した際に、想定よりトンボが
育った場合、実験に参加出来ない事でしょうか。


今の自分は、その時の一瞬一瞬が...
貴重な瞬間だと思っているので
実験不参加組を作ってしまったりして
妥協をしたくないんですよね。


時期が夏なら、必要以上の個体はリリースで
解決するんですけど、今回みたいに...
冬場ともなると、そ〜は いかないですからね。


そんな酷い事は、したくないですし。



まぁ...まだ時間はあるので、よく考えてみます。





最後に寿命を迎えた2匹の写真⬇


寿命1日前のハラビロカマキリ⬇


ノシメトンボは27日に力尽きました。


ノシメは餌を食べられなくなり、ゆっくりと
機能が停止していった様です。


結果的に寿命ではありますが...
餓死なので、最期は苦しかったかもしれません。


しかし、採集からも凄く長生きで...
よくここまで生きてくれたなと思います。


めちゃくちゃ嬉しかったです🌸



それから、ハラビロカマキリも追う様に
寿命を迎えてしまいました。


こちらも餌を食べられなくなり..
最期を迎えました。


このハラビロは、カマキリ探しで
全然、見つけられなかった時に...
自分の身体に乗っかって来た子なので
特別な思いがありました。


この子も、かなり長寿だったので
とても..ありがたかったです🌸




2匹とも、本当にお疲れ様でした🙇💐


そして、エゴに付き合ってくれて
ありがとうございます。


無事に虹の橋🌈を渡り、そしてまた...
生まれ変わり、今度は自然界を全う出来ます様に...!






こちらの記事を最後まで...
見てくださり、ありがとうございました🐝

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