✦ むし ぶろぐ ✦

冬は多忙につき...基本は野外活動を、お休みしております。

羽化から2日目にて、餌やり開始

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皆様、こんばんは🌕



さて、羽化から2日間目を迎え...
柔らかい餌なら食べれる頃になったので
それらを与えたところ、無事に完食しました。




餌、水やり後の撮影⬇


体も大分乾き、硬さが出てきましたが
まだ翅の付け根背面等は、特に柔らかいので..
凹ませたりしない様、注意が必要です。


それから......
体が完全に固まったら、翅止をする予定です。
それまでに翅がボロボロになるかも?(;´∀`)



さてさて..外観的な雑種度ですが..
胸部にはハッキリと筋が浮かび上がってますが
腹部第1節に同様の筋が見られない事や
後脚の棘本数が8本止まりなので...
やはり、スジボソギンヤンマでは無いですかね。


なので.......
雑種度的には、そこそこって感じだと思います。



で、トンボの専門家の方曰く.....
春によく見られるタイプのギンらしいです。


自分は春のギンヤンマで、こんなに筋が
浮き上がった個体を、今まで見た事が無いので..
本当のところは、どうなのか分かりませんから
ちょっと...何とも言えないですがね(^^ゞ


しかし...この感じ、見た目だと.....
父親?の方の遺伝は強く継いでそうです。


当時、連結産卵してたので...
雌との交尾も成立してたでしょうし?




父親?はコレ(特殊型雄)⬇


ちなみに、この雄の雑種的な特徴は
胸部の筋は言わずもがな..
まず後脚の棘本数が9本で、ギンヤンマは...
多くて8本止まりだそうなので
この個体が他より雑種率高めなのは確実ですね。


続いて複眼で、この子が老熟した頃には
スジボソギンヤンマの様な色になったので..
これも雑種的な特徴の一つでしょう。


本来のギンヤンマなら複眼は老熟すると...
黄緑に少しオレンジ色が入る色になります。


最後に腹部の模様に青みがある事。


本来のギンには...
腹部第3節後半部分から10節にかけて
青みが入りませんので、これも雑種的影響です。



で...この子と連結した雌も採集し...
その卵から育ったのが、今回の羽化した雌です。


今回、羽化した雌が...
雄同色型になれる可能性が高いのも
この雄が、腹部に青みを多く含む遺伝子?で
雑種率が高めだから..なのかもしれません。


まぁ後は、青雌になるのか...
それとも..こんなに濃く出ても緑に吸われて
通常型の雌に戻るのか..どうなるでしょうか?


ライト下での体色変化実験も
どのくらい結果が出るかによっては
分からずに終わる可能性もあるので....
まずは、しっかり発色してほしいですよ!✨




このまま無事に何事も無く飼育出来ます様に..🙇








こちらの記事を最後まで...
見てくださり、ありがとうございました🐞

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