イトトンボへの希望 〜 他 〜
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皆様、おはようございます🌄
最近は中々、晴れ間が少なくて
カメラ撮影が捗りません。
気温も大分、秋らしくなってきて
トンボの活動が減ってきています。
とはいえ....
まだギンヤンマは普通に見かけますし
今回、撮影は不可能でしたが...
割と沢山のギンが河川敷を飛び回っていました。
行ってきたのは10月7日、天気は曇り時々晴れ...
場所は東京都...環境は、ご覧の通りで
昔、アオヤンマを見かけた場所でもあります。
で...今回は、何をしにきたのか?ですが....
飼育するイトトンボを探してきました。
え?イトトンボは苦戦してて...
諦めなかったかって?
はい、一旦は諦めました..しかしですね...
色々探ってると、希望が見えました。
今まで、イトトンボが飼育出来ない理由が
餌問題で、昆虫の体液を与える形だと
口元に表面張力?で体液が絡まって...
それで弱って死亡してしまっていました。
なので、イトトンボ等の小型類は...
かなり苦戦しているトンボ飼育の1つです。
しかし.....
やっぱり好きなんですよね、あのフォルムが。
諦めきれないので、探してみたら...
もしかしたら!と思う物を発見。
コレです⬇
よく爬虫類飼育に使われる、人工フードですね。
主成分が虫なので、イトトンボにも...
使えるのではないか?と考えて購入しました。
しかし、いきなり与えるのもリスキー...
なので、自宅のトンボに毎日ちょこちょこ
フードの割合を増やして様子見してました。
結果、大成功でして現在もトンボ達は
元気一杯、消化も問題無く行われており...
トンボにも使える事が分かりました。
じゃあ!って事で、今回に至った?訳です。
本題のイトトンボ探し⬇
アジア、アオモンは沢山居ましたが...
ホソミやクロイト等は出現せず。
個人的には成虫越冬種が欲しかったですが
居ないので、代わりに写真3枚目の..
若いアオモン雌を飼育してみる事に。
アキアカネ雄とコノシメ雄⬇
あれ、このコノシメトンボ...
まだ胸や顎が赤くない..てことは!
これはキャッチするしかない⬇
相変わらず、場所が悪かったので
ちゃんとした撮影は無理でしたが...
それにしても、この時期の個体にしては
かなり若い子なので貴重です✨
まだ赤みが発達する前の段階なので
これは、ライト下実験に加えたい!
という事で、この子も迎えます(^_^;)
10月で、この段階なら....
もしかすると年越し出来る可能性があります。
これは期待したいですね!
一応、軽く鳥ちゃんも⬇
2枚目の子は暗いし場所悪いしで...
アングルもダメ(笑)
まぁ今回は..
撮影メインじゃないのでokですが(;´∀`)
さて、成果はバッチリなので...
ちゃちゃっと帰宅しなきゃね〜。
本日の気まぐれフォト⬇
無事輸送完了〜お世話後の写真⬇
コノシメは、普通にローチを与え...
餌食いもバッチリ良好。
アオモン未成熟雌の方には..
早速、フードを与えてみました。
結果は、とりあえず食べてくれました〜。
しかも体に、へばり付かないので...
与え易く、衛生的です..素晴らしい✨
まだまだ、油断は出来ないので..
まずは10日の生存を目指します。
このイトトンボ飼育が成功すれば...
今後、幅が広がる為..とても重要です。
きっと、上手くいくと信じて..!!
ちなみに、ハラビロ雌も元気⬇
この子は極度なビビリ個体なので...
去年、上手く行った目を傷付けない飼育方法でも
目は擦れてしまいましたが、体は元気で
食欲も旺盛!順調に飼育出来ています。
ハラビロ、気難しい子に当たると...
こうなるのは仕方ないのかもですね(^o^;)
まぁ元気なら、それで良いんですけど!
ギンヤンマ老熟雄⬇
ノシメトンボ成熟雄⬇
さて、ギンヤンマもノシメトンボも
しっかり元気一杯、順調です。
ギンの発色は、老熟突入後も...
まだまだ明るく発色中で良い感じ。
腹部模様の消失も増えてきて..
老熟が深まってきていますね〜(・∀・)
ノシメトンボは、明らかに採集時より
赤くなってきています。
この感じだと、もう老熟突入間近でしょうか?
採集日からの体色変化⬇
良いですねぇ、ちゃんと変わってます。
ノシメは、成熟〜老熟〜深老熟と
胸部等は暗めになってくるのが...
本来の体色変化なので、成功してますかね?
しかも、腹側面と胸にも赤みが出てきてますし!
もっと時間が経過すれば...
コノシメ程は無いとはいえ
かなり赤みが強くなるかもですね(^^♪
UVAライトと植物ライトのコンビが...
トンボを良い感じに本来の体色変化へと
変化させていってますし、これを見れるのが
本当に楽しくてしょうがないです✨
誰も知らないトンボの事を...
これからも発見、発信していければと思います♪
【オマケ】ゾウカブト雄 (涅槃模型)⬇
こちらは、何度か紹介している...
涅槃模型 様のシリーズですね。
中国のチームが作る虫フィギュアで
研究機関等に送られる物を市販化した物です。
で、このカブトムシは...
アクティオンゾウカブトという名前の虫です🪲
黒を基本に、マットに近い様な光沢感...
この絶妙な感じが素晴らしくカッコイイ✨
お値段は7000円で、少々お高いですが...
安定のクオリティで満足出来る1匹に。
標本を管理するとなると、あまり触れませんが
これは、フィギュアなので、管理も楽ですし
持ったりし易いのがメリット。
それでいて、本物と大差無いレベルの
素晴らしい甲虫フィギュアです(^o^)
ちなみに、このアクティオンのサイズは
腹から角先端までで、大体12cm...
脚を合わせると15cmで実物サイズです。
このシリーズは、ヒラタクワガタに始まり
幾つかレビューしてますが...
今回のゾウカブトは、大きさも重さも
色々ボリューミーなんで、今までより...
総合満足度は高めですね!
裏側は相変わらず、繋ぎ目が粗めで...
フィギュアだと思わせてくれますね。
そういうのも個人的には高評価( ̄ー ̄)bです。
後々、有名なエレファスゾウカブトが
市販化されるので、それが日本に来るかは
分かりませんが、是非とも来てもらいたいです。
1万でも買いますよ。
本物の個体で、このサイズを購入となると
最低でも数万は普通に飛ぶんで、お得ですし!
やはり..リアルフィギュアは良いな〜(^^♪
にしても...
トンボのリアルフィギュアが欲しいなぁ....
誰か...誰か作って....ください..(笑)
こちらの記事を最後まで...
見てくださり、ありがとうございました🙇