スジボソギンヤンマ 雄と雌 (イラスト…)
こちらの記事を覗いていただきありがとうございます。
こんにちは。
皆様、明けましておめでとうございます。
無事23年を迎える事ができました。
結局、またブロガー様全員に
ご挨拶を出来なくて、とても申し訳なく思います。
色々と至らない自分でありますが
今年も よろしくお願いいたしますm(_ _)m
さて………まだまだ寒い時期が続きますが
体力作り中に夜空をたまたま見上げていたら
今年早々、流れ星を見られました。
去年よりも運が良い年になれば良いのですが。
では本題へ……………
今回は…
スジボソギンヤンマのイラストを描きました。
雄(複眼青タイプ)と雌(ノーマル型)の
2匹をシンプルイラストにしました。
スジボソギンヤンマ成熟雄2D↓
スジボソギンヤンマ若雌2D↓
サムネ↓
セット↓
スジボソギンヤンマとは……
ギンヤンマ × クロスジギンヤンマの
ハイブリッドです。
見た目はクロギンとギンの中間的見た目になります。
個体差が大きい為、ただのギンヤンマだと
思ったらスジボソだったなんて事もあります。
見る事自体が大変レアな個体なので
見かけたら、写真撮影をオススメします。
スジボソ=ギンヤンマは大好きなので
今回も、楽しく作業しました。
しかしながら翅は…
ほぼそのまま本物使ってますけど…💦
ちなみに雄は自宅の
ノーマルギンの標本を ポージング等も
全くそのままの形で
スジボソに2D変換描きした物で
ノーマル雌は生きていた頃の写真を
そのままに、スジボソに2D変換描きしました。
元々ノーマルギンヤンマの
写真なのですが、どうせなら
スジボソギンヤンマに変更しちゃおうと
思ってその様にしました。
トレースした物(今回のみ載せます)↓
トレースって本当に便利ですね。
この2枚を、そのまんまの形で
シンプルにデフォルメしたんです。
こんな、まんまな物を
イラストと呼べるのか微妙なんですがねぇ(笑)
まぁ自分は紙の頃から思ってますが
絵の才能なんて元々無いので
最低限、色や模様にアレンジを出来るだけ
まだマシだと思っています。
実際に見たり触ったりしたからこそ
イメージして復活させる事が出来る訳ですしね。
そこだけは唯一の長所と考えて自信もってます。
下手には下手なりの
トンボの魅力を伝える活かし方を
試行錯誤中です💦
今回、初めてやった完全トレースですが
これはこれで自分が本物を撮影さえ
出来れば、寿命で★になったりした個体を
違う形で蘇らせられるので
標本にした個体達へ、また違う
愛を込めていけるのも良いですね。
思い出で終わらせないのも良き。
ただ自分の範囲では、中々沢山のトンボを
資料にするのは難しいのが現実なので
外国のトンボや日本の貴重なトンボ…
個人的に欲しいトンボの資料は
集めるのが困難です。
日本中、直ぐに何処にでも行ければ
一人でしっかり資料集めしたいんですがね。
現実は、そんな甘くないのも悔しいところです。
なので……
今後もしかしたら、ブログ上にupされた
トンボの、お写真を資料として
そのままフルに使用させていただいたり
一部を切り取り、使用させていただく事が
あるかもしれませんが その時は
こちらからコメントさせて
いただこうと思っております。
とは言え当たり前ですが
極力は自力で頑張ります。
まずは今年、身の回りに居る個体達は
ほぼ全て撮影していく予定です。
イトトンボは未定。
対象はとりあえず……
トンボ科、サナエトンボ科、ヤンマ科……
でやっていきます(・・)┘
目標は、全てのほぼ正確な側面写真(白バック)
側面撮影時のポージングは翅オープンスタイル。
自分の地域に現在生息する対象のトンボは…
トンボ科↓
:アキアカネ
:ショウジョウトンボ
:シオカラトンボ
:オオシオカラトンボ
:コフキトンボ
:コシアキトンボ
:チョウトンボ:ノシメトンボ(絶滅か)
:コノシメトンボ(絶滅か)
:シオヤトンボ(絶滅)
ヤマトンボ/エゾトンボ科↓:オオヤマトンボ(対象外)
サナエトンボ科↓
:ウチワヤンマ
:タイワンウチワヤンマ(稀で未採集):コサナエ(絶滅)
ヤンマ科↓
:ギンヤンマ
:クロスジギンヤンマ(まだ居るかもしれない):マルタンヤンマ(確かではない為、非対象)
:アオヤンマ(一度のみ目撃)
:オオギンヤンマ(一度のみ それらしいのを目撃)
他非対象(何れも地域から絶滅)↓
:ハグロトンボ(これは、どうにか出来そう):キイトトンボ
絶滅か/絶滅…と書いた物は
昔は居たが現在は姿を消し、見られない為
対象としない、対象に出来ないトンボ。
オオヤマトンボは、長期安定飼育に
一度も成功していないので
今は対象からは除外しています。
自分は資料の為に殺す事は
出来ない人間なので、仕方なしです。
タイワンウチワヤンマは、一時期見かけたが
それ以降は全く見かけないので
今のところ難しいって感じですね。
と…こんな感じです。
さて…今年はハードになりそうですが
楽しくもなりそうです(笑)
おっとっと…
お話を本題に戻しまして……
イラストでは雌の方が
胸部の緑色が明るめですが
これは若い個体という事です。
老熟近くなると雄イラストの様に
濃い緑色といいますか、暗めになります。
これは、自分には表現が難しいのですが💦
スジボソの場合はノーマルギンより
緑色が濃くならない個体と、なる個体が居て
個体差が激しいのでパターンが沢山あります。
クロギンのパターンかギンのパターンか…
そのどちらかが、特徴に現れるという訳です。
未成熟から老熟までの予想 (雌)野生時↓
今回描いたスジボソ雌の胸部、腹部の
一部を切り取って追加描きしただけですが……
雄も作ろうと思ったんですが
投稿予定日に間に合わなかったので却下。
(まだバタバタしているものでして…💦)
雌スジボソの成熟過程予想です(^^)
自分が今回描いた雌スジボソのタイプは
ノーマルギンヤンマ寄りなので
沢山飼育しているギンヤンマの雌を参考に
頭の中で想像しながら
成熟過程を描いてみました。
当然ながら、交雑種なので
クロスジギンヤンマ寄りの模様タイプも
居る為その場合は、また違った過程、色に
なる事は予想できますね。
雌は雄と違い、太陽光下に居ても
雄程、発色が発達しない個体が多く
特に腹部の発色は、比較的早い段階で
色褪せが始まります。
雄同色型に関しては、雄と同じ様な
体質なのかと思いきや……
これもハッキリしないので、自分が飼育した
同色型雌は、たまたま雌体質のままだったのか?
まだまだ…分からない事だらけで
もっともっと数を飼育していきたいです(^_^;)
雌の美しい色の発色条件が
後に完璧に分かった日が来たら……
そんな日が来れば最高だな〜と思います♪
スジボソの尾部分比較 (雄のみ)↓
2枚目は裏側(下付属器がある部分)
不鮮明なんで、殆ど参考になりませんね💦
これこそイラストにしろよ!って感じですね。
…………(;´Д`)……(´・ω・`)
側面から見た腹先端の尾部分は
若干のズレで撮影形が変わるのですが
自分の採集スジボソはノーマルと
殆ど変わらない尾の形でした。
側面、裏面から見て違うのは
ギンヤンマより少しだけですが
尾の形がカクついている事。
後は、下付属器(かふぞくき)の形状が
若干…本当に若干スジボソはクロギンに
近い形をしていました。
側面から下付属器を見たら
色以外、大差ないレベルなんですが
裏を見たりすると 結構違っていて面白いですね。
という訳で……まだまだ謎だらけの
スジボソギンヤンマちゃんでした(^_^;)
最後に……飼育中だった老熟ギンは
等々、力尽きました。
亡くなる2日前のギン雄↓
力尽きたギン雄↓
せっかく年越ししたのになぁ…
…しかし、この子の羽化は9/3なので
それを考えれば、かなりの長寿でした。
外飼育実験個体のバックアップとして
こちらも秋は外で飼育したのが良かったのか
胸部や腹部の色褪せはありますが
複眼は、野生と瓜二つレベルで色が残りました。
トンボの発色はビタミンも関係あるらしいので
トンボにも試験的にビタミン水を
飲ませているのですが
そのおかげで複眼の色褪せを遅延させられたのか…
それとも、関係無いのか……
何にせよ、とりあえずは
これだけ頑張って生きてくれて
嬉しかったですm(_ _)m
雄ギンヤンマ、お疲れ様でした。
季節外れな羽化をした子↓
この子は、奇形で羽化したギンヤンマで
副性器が2つある (恐らく) 特殊ちゃんです。
まだバリバリ元気一杯です(笑)
こちらは完全に室内飼育ですが
色褪せは遅延できているので
やはりビタミン水を飲ませた際に
何かしらの反応があるのでしょうか。
まぁ青や腹部の模様は発色しないので
完全に腹はビタミンが届いてませんね…(´・ω・`)
濃度?は濃くしていないので
濃くしたら、しっかり発色したりして?
まぁ怖いので、今はやりませんが💦
今年はタフで楽しくなりそうです。
とりあえず最初はクロギンが
見つかると良いな〜♪
もっと沢山トンボの資料が欲しい!
こちらの記事を最後まで見ていただきありがとうございます!🐌
今回は長文率高くて申し訳ありませんm(_ _;)m
(学力も無いので語彙力も皆無です)
それから…毎回毎回……
同じ内容ばかりでマンネリ化?したブログでも
応援してくださる全ての方々に…
本当に心の底から……
深く…深く…感謝いたしますm(_ _)m