✦ 昆虫&爬虫ブログ ✦

夏は昆虫(主にトンボ)の観察や採集&飼育状況、冬は基本冬眠〜たまに何かを不定期にupします。

スジボソギンヤンマ 雄と雌 (イラスト…)

こちらの記事を覗いていただきありがとうございます。






こんにちは。



皆様、明けましておめでとうございます。


無事23年を迎える事ができました。


結局、またブロガー様全員に

ご挨拶を出来なくて、とても申し訳なく思います。


色々と至らない自分でありますが
今年も よろしくお願いいたしますm(_ _)m




さて………まだまだ寒い時期が続きますが
体力作り中に夜空をたまたま見上げていたら
今年早々、流れ星を見られました。


去年よりも運が良い年になれば良いのですが。




では本題へ……………


今回は…
スジボソギンヤンマのイラストを描きました。


雄(複眼青タイプ)と雌(ノーマル型)の
2匹をシンプルイラストにしました。






スジボソギンヤンマ成熟雄2D↓

スジボソギンヤンマの成熟雄(老熟前) イラスト


スジボソギンヤンマ若雌2D↓

スジボソギンヤンマの若雌 イラスト


サムネ↓

サムネ(無断転載禁止)


セット↓

スジボソギンヤンマのペア(側面)イラスト 


スジボソギンヤンマとは……
ギンヤンマ × クロスジギンヤンマの
ハイブリッドです。


見た目はクロギンとギンの中間的見た目になります。
個体差が大きい為、ただのギンヤンマだと
思ったらスジボソだったなんて事もあります。


見る事自体が大変レアな個体なので
見かけたら、写真撮影をオススメします。



スジボソ=ギンヤンマは大好きなので
今回も、楽しく作業しました。


しかしながら翅は…
ほぼそのまま本物使ってますけど…💦


ちなみに雄は自宅の
ノーマルギンの標本を ポージング等も
全くそのままの形で
スジボソに2D変換描きした物で
ノーマル雌は生きていた頃の写真を
そのままに、スジボソに2D変換描きしました。


元々ノーマルギンヤンマの
写真なのですが、どうせなら
スジボソギンヤンマに変更しちゃおうと
思ってその様にしました。



トレースした物(今回のみ載せます)↓

無断転載禁止

無断転載禁止


トレースって本当に便利ですね。


この2枚を、そのまんまの形で

シンプルにデフォルメしたんです。


こんな、まんまな物を
イラストと呼べるのか微妙なんですがねぇ(笑)


まぁ自分は紙の頃から思ってますが
絵の才能なんて元々無いので
最低限、色や模様にアレンジを出来るだけ
まだマシだと思っています。


実際に見たり触ったりしたからこそ
イメージして復活させる事が出来る訳ですしね。
そこだけは唯一の長所と考えて自信もってます。


下手には下手なりの
トンボの魅力を伝える活かし方を
試行錯誤中です💦



今回、初めてやった完全トレースですが
これはこれで自分が本物を撮影さえ
出来れば、寿命で★になったりした個体を
違う形で蘇らせられるので
標本にした個体達へ、また違う
愛を込めていけるのも良いですね。


思い出で終わらせないのも良き。


ただ自分の範囲では、中々沢山のトンボを
資料にするのは難しいのが現実なので
外国のトンボや日本の貴重なトンボ…
個人的に欲しいトンボの資料は
集めるのが困難です。


日本中、直ぐに何処にでも行ければ
一人でしっかり資料集めしたいんですがね。
現実は、そんな甘くないのも悔しいところです。


なので……
今後もしかしたら、ブログ上にupされた
トンボの、お写真を資料として
そのままフルに使用させていただいたり
一部を切り取り、使用させていただく事が
あるかもしれませんが その時は
こちらからコメントさせて
いただこうと思っております。


とは言え当たり前ですが
極力は自力で頑張ります。


まずは今年、身の回りに居る個体達は
ほぼ全て撮影していく予定です。


イトトンボは未定。



対象はとりあえず……
トンボ科、サナエトンボ科、ヤンマ科……
でやっていきます(・・)┘


目標は、全てのほぼ正確な側面写真(白バック)
側面撮影時のポージングは翅オープンスタイル。



自分の地域に現在生息する対象のトンボは…


トンボ科↓
:アキアカネ
:ショウジョウトンボ
:シオカラトンボ
:オオシオカラトンボ
:コフキトンボ
:コシアキトンボ
:チョウトンボ
:ノシメトンボ(絶滅か)
:コノシメトンボ(絶滅か)
:シオヤトンボ(絶滅)


ヤマトンボ/エゾトンボ科↓
:オオヤマトンボ(対象外)


サナエトンボ科↓
:ウチワヤンマ
:タイワンウチワヤンマ(稀で未採集)
:コサナエ(絶滅)


ヤンマ科↓
:ギンヤンマ
:クロスジギンヤンマ(まだ居るかもしれない)
:マルタンヤンマ(確かではない為、非対象)
:アオヤンマ(一度のみ目撃)
:オオギンヤンマ(一度のみ それらしいのを目撃)


他非対象(何れも地域から絶滅)↓
:ハグロトンボ(これは、どうにか出来そう)
:キイトトンボ


絶滅か/絶滅…と書いた物は
昔は居たが現在は姿を消し、見られない為
対象としない、対象に出来ないトンボ。


オオヤマトンボは、長期安定飼育に
一度も成功していないので
今は対象からは除外しています。


自分は資料の為に殺す事は
出来ない人間なので、仕方なしです。


タイワンウチワヤンマは、一時期見かけたが
それ以降は全く見かけないので
今のところ難しいって感じですね。



と…こんな感じです。


さて…今年はハードになりそうですが
楽しくもなりそうです(笑)



 
おっとっと…


話を本題に戻しまして……



イラストでは雌の方が
胸部の緑色が明るめですが
これは若い個体という事です。


老熟近くなると雄イラストの様に
濃い緑色といいますか、暗めになります。
これは、自分には表現が難しいのですが💦


スジボソの場合はノーマルギンより
緑色が濃くならない個体と、なる個体が居て
個体差が激しいのでパターンが沢山あります。


クロギンのパターンかギンのパターンか…
そのどちらかが、特徴に現れるという訳です。



未成熟から老熟までの予想 (雌)野生時↓

スジボソ雌(ノーマル色タイプ) 未熟〜老熟までの予想発色


今回描いたスジボソ雌の胸部、腹部の
一部を切り取って追加描きしただけですが……


雄も作ろうと思ったんですが
投稿予定日に間に合わなかったので却下。
(まだバタバタしているものでして…💦)


雌スジボソの成熟過程予想です(^^)


自分が今回描いた雌スジボソのタイプは
ノーマルギンヤンマ寄りなので
沢山飼育しているギンヤンマの雌を参考に
頭の中で想像しながら
成熟過程を描いてみました。


当然ながら、交雑種なので
クロスジギンヤンマ寄りの模様タイプも
居る為その場合は、また違った過程、色に
なる事は予想できますね。 


雌は雄と違い、太陽光下に居ても
雄程、発色が発達しない個体が多く
特に腹部の発色は、比較的早い段階で
色褪せが始まります。


雄同色型に関しては、雄と同じ様な
体質なのかと思いきや……
これもハッキリしないので、自分が飼育した
同色型雌は、たまたま雌体質のままだったのか?
まだまだ…分からない事だらけで
もっともっと数を飼育していきたいです(^_^;)


雌の美しい色の発色条件が
後に完璧に分かった日が来たら……
そんな日が来れば最高だな〜と思います♪




スジボソの尾部分比較 (雄のみ)↓

比較

比較(腹裏側)

2枚目は裏側(下付属器がある部分)


不鮮明なんで、殆ど参考になりませんね💦
これこそイラストにしろよ!って感じですね。


…………(;´Д`)……(´・ω・`)


側面から見た腹先端の尾部分は
若干のズレで撮影形が変わるのですが
自分の採集スジボソはノーマルと
殆ど変わらない尾の形でした。


側面、裏面から見て違うのは
ギンヤンマより少しだけですが
尾の形がカクついている事。


後は、下付属器(かふぞくき)の形状が
若干…本当に若干スジボソはクロギンに
近い形をしていました。


側面から下付属器を見たら
色以外、大差ないレベルなんですが
裏を見たりすると 結構違っていて面白いですね。



という訳で……まだまだ謎だらけの
スジボソギンヤンマちゃんでした(^_^;)






最後に……飼育中だった老熟ギンは
等々、力尽きました。



亡くなる2日前のギン雄↓

無断転載禁止


力尽きたギン雄↓

無断転載禁止


せっかく年越ししたのになぁ…
…しかし、この子の羽化は9/3なので
それを考えれば、かなりの長寿でした。


外飼育実験個体のバックアップとして
こちらも秋は外で飼育したのが良かったのか
胸部や腹部の色褪せはありますが
複眼は、野生と瓜二つレベルで色が残りました。


トンボの発色はビタミンも関係あるらしいので
トンボにも試験的にビタミン水を
飲ませているのですが
そのおかげで複眼の色褪せを遅延させられたのか…
それとも、関係無いのか……


何にせよ、とりあえずは
これだけ頑張って生きてくれて
嬉しかったですm(_ _)m


雄ギンヤンマ、お疲れ様でした。




季節外れな羽化をした子↓

無断転載禁止


この子は、奇形で羽化したギンヤンマで
副性器が2つある (恐らく) 特殊ちゃんです。


まだバリバリ元気一杯です(笑)


こちらは完全に室内飼育ですが
色褪せは遅延できているので
やはりビタミン水を飲ませた際に
何かしらの反応があるのでしょうか。


まぁ青や腹部の模様は発色しないので
完全に腹はビタミンが届いてませんね…(´・ω・`)


濃度?は濃くしていないので
濃くしたら、しっかり発色したりして?


まぁ怖いので、今はやりませんが💦






今年はタフで楽しくなりそうです。


とりあえず最初はクロギンが
見つかると良いな〜♪






もっと沢山トンボの資料が欲しい!







こちらの記事を最後まで見ていただきありがとうございます!🐌



今回は長文率高くて申し訳ありませんm(_ _;)m
(学力も無いので語彙力も皆無です)


それから…毎回毎回……

同じ内容ばかりでマンネリ化?したブログでも

応援してくださる全ての方々に…

本当に心の底から……

深く…深く…感謝いたしますm(_ _)m

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