体色、ゆっくり変化中…?(ギンヤンマ)
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夜の方は、こんばんは。
朝〜昼の方は、こんにちは(^_^;)
さて、今回も実験中のトンボの体色変化の回になります。
早速、まずは今の室外(内1)、室内(1F)の比較です。
①の部分は通常、野生では成熟する過程で
雄は青みが広がっていき、最終的に綺麗な水色となる部分。
室内の場合、①の部分は赤茶色のまま濃くなり
そのまま模様も含め、ほぼ消失する。
胸部も紫外線を沢山浴びる室外に比べ
体を強い紫外線から守る必要が無いからか
綺麗な緑色(コーティング)は消えて
干からびたような…外国のギンヤンマ風になる。
海外には、成熟する過程で野生個体が
室内飼育の様な枯れた色になるギンヤンマが居る。
こちらの場合は何故、枯れ色になるのか…自分には分かりませんが
予想するとするなら、住む環境が乾燥地帯で草木が
殆ど生えない環境だからなのでは?と考えています。
コーティング自体が褐色で枯れた環境に溶け込むとか…?
もう一つは、シンプルに紫外線が弱い環境か。
トンボは大きな目(複眼)で予想以上に色を見分けている様なので
紫外線の他に、住む環境の変化も体色に影響がありそうです。
(まぁそりゃそうだよね)
… … … … … … … … … … … …
②は腹の模様色で、こちらも通常の野生個体は
成熟する過程で模様がハッキリ浮き出てくる。
②の模様色は黄土色や白〜水色の特殊型があり
その他、まだ確認していない色があるかもしれません。
こちら(②)も①同様に、老個体になる頃には
多少色褪せるか、かなり色褪せると思われます。
引き続き変化を慎重に見ていきます。
他写真(室外飼育個体の腹部 第二節)↓
右後脚が少し不全の個体も室外で飼育開始↓
脚不全君は外の環境2日経験時の写真です。
翅が大きく羽化不全になった一番色が発達している
個体が最悪の場合、不全が致命的になり
途中で息絶えてしまったりしても、実験状況が
途切れない様にバックアップの形でやっていきます。
この子は、致命的になる様な不全は無い様に思うので
上手く飼育できれば、長く生きてくれるでしょう。
そして、早速2日やっただけで青みは広がりませんが
緑色は発達して綺麗な色を出し始めています。
後は、どうすれば青みを強く出せるか?…それを探らなくては!
緑は割と早い段階で発色し始めるんですが……
やっぱり野生みたいな綺麗な水色は無理なのかなぁ(´・ω・`)
まだ分からないけど……(^^ゞ
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